MEDICAL SAFETY & HYGIENE MANAGEMENT

万全の医療安全衛生管理

万全の医療安全衛生管理
1 先進の洗浄・滅菌システム、感染予防への取り組み

 各種感染症予防策として紙コップ、エプロン、トレー、グローブ、局所麻酔に用いる注射針などは衛生面から全て使い捨てです。また、患者さんの口腔内に入るタービン・ハンドピースに関しても一般的な歯科医院で行われている清拭だけで済ませず、患者さんごとに交換し、[薬品による化学的滅菌]→[外装洗浄・熱水消毒]→[内部洗浄・注油]→[オートクレーブ滅菌]と従来の歯科クリニックの倍の時間をかけて感染対策を施しています。特に歯科のエアータービン(歯を削る器具)はそのメカニズムから回転終了時にサックバック(逆流)をおこし、内部に切削片や細菌の侵入を起こしています。アイリス歯科クリニックのタービンはサックバックを起こさない新開発のエアータービン(ハンドピース)を採用しています。
 患者さんの口腔内に触れるものは全て患者さんごとに交換し、自動洗浄器、超音波洗浄器にて洗浄後、オートクレーブにて滅菌していますので安心して診療を受けて頂けます。

  • 先進の洗浄・滅菌システム、感染予防への取り組み①
  • 先進の洗浄・滅菌システム、感染予防への取り組み②
  • 先進の洗浄・滅菌システム、感染予防への取り組み③
2 アイリス歯科クリニックで安心して歯科治療を受けて頂くために
~ラテックスフリーグローブの採用~

 現在、多くの歯科医療機関ではコストの安い天然ゴム製のラテックスグローブが使用されています。しかし、このラテックスグローブに含まれるラテックスにより、ラテックスアレルギーが引き起こされることが知られています。
 アメリカでは1991年、FDAがMedical Bulletinでラテックスアレルギーに関する注意喚起を行っていますが、我が国ではこの問題が軽視されがちで現在でも多くのラテックス製品が使用されています。ラテックスアレルギーは天然ゴム製品に対する即時型過敏症で、皮膚の掻痒感や蕁麻疹など軽い症状からアナフィラキーショックという呼吸困難や意識障害をおこす重篤な症状に至る場合もあります。ラテックスアレルギーの一次予防は、ラテックスタンパク質含有量の低いものを使用することです。ラテックスアレルギーが発現した後に二次的に対処するのではなく、ラテックスアレルギーの症状が出る前に、非ラテックス製の手袋に替えることが理想的で、症状の発現を防ぐことができます。
 アイリス歯科クリニックでは世界基準を常識と考え、またラテックスアレルギーから患者さん、スタッフを守るためにラテックス「フリー」グローブである「ニトリルグローブ」を採用しています。「ニトリルグローブ」は嫌なゴム臭がなく、丈夫で、アレルギーが起こりにくいグローブです。

  • ラテックスフリーグローブの採用①
  • ラテックスフリーグローブの採用②