顎関節について

  • 2019年12月31日

皆さん、こんにちは。

 

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アイリス歯科クリニック 院長の飯村です。

 

さて、今回の口腔解剖学講座のテーマは、『顎関節』です。顎関節は口を上下に開け閉めするときに用いる関節です。顎関節がどこにあるかご存知ですか?耳の穴の手前に指をあて、口を開け閉めしてみると場所が分かるはずです。

顎関節は下あごの骨である下顎骨にある下顎頭と呼ばれる出っ張りと、頭蓋骨の一部である側頭骨の下顎窩と呼ばれるくぼみからなります。
下顎頭は口を閉じている間は下顎窩におさまり、口を開けるときは下顎窩の前方に位置する関節結節と呼ばれる出っ張りに沿って回転しながら前下方に滑走します。指で触って動く出っ張りが下顎頭です。口を開けることによって前下方に滑走しているのが分かると思います。

顎関節を構成するのは下顎頭、下顎窩だけではありません。他に、関節円板、関節包、靭帯などの骨以外の組織ももちろん構成要素としてあります。
関節円板は、下顎頭を覆うように下顎頭と下顎窩の間に位置する密な線維性の組織です。内部に血管や神経はほとんど見られない特徴を持ちます。円板の形態は、中央部が薄く周囲が厚くなっており、下顎頭が安定するようになっています。関節円板は、前方が外側翼突筋、後方が後部結合組織と繋がっており前後的に可動ができるようになっています。これにより、開閉口で動く下顎頭と共に動き、クッションように圧力を分散する欲割を担います。

関節包は、顎関節を取り巻く線維性の膜です。関節包の内面は、滑膜と呼ばれる内張りがあり、滑膜の細胞は滑液と呼ばれる粘液を分泌し、関節包の内側は滑液で満たされています。これにより、顎関節の動きが滑らかになるとともに、血管のない関節円板や骨表面の線維層に栄養を供給します。

関節包のさらに外側には靭帯があります。靭帯は他の関節にも必ずみられるもので、関節の周囲から複数の骨をつないでおり、関節の可動域を制限することで関節が離れることを防いでいる線維性組織です。顎関節にもいくつかの靭帯がありますが、その中でも関節包を外側から補強している外側靭帯が重要な靭帯と考えられています。

顎関節の疾患として多いものに顎関節症があります。顎関節症とは、顎関節痛、開口障害、関節雑音の3つの症状のうち、1つ以上の症状があり、ほかの疾患でないものと定義されます。
口を開けるときに痛みを感じたり、口が開きづらかったり、口を開けるときにカクカク鳴ったりすることはありませんか?もしかしたら、顎関節かもしれません。不安な時は歯医者で相談してみて下さい。

 

 

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味覚障害について

  • 2019年12月24日

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アイリス歯科クリニック 院長の飯村です。

 

今回は味覚障害について説明させて頂きたいと思います。何を食べても味がうすく感じたり、いつもどおりに料理をしているのに、家族から味付けが濃くなったなどと言われることが続くと、味覚が変わってしまったのかと不安になります。

 

本人が味覚の低下を自覚し、生活に不便を感じている状態を味覚障害といいます。味がわからなくなると、食欲低下から栄養不足に陥ったり、味付けが濃くなることで塩分や糖分をとりすぎるなどの栄養障害を招く危険性もあります。味覚障害を訴える人の数は年々増加しています。一般的に味覚は加齢とともに低下するため、味覚障害の増加の背景には、社会の高齢化の影響があると考えられます。

 

味覚障害の原因には、次のようなものがあります。加齢:加齢に伴って、味蕾の中の味細胞は減少していきます。すると味覚障害が起こりやすくなります。亜鉛の欠乏:味細胞は新陳代謝により新しい細胞と入れ替わります。味細胞の新陳代謝には、亜鉛が必要なため、亜鉛が欠乏すると味覚障害が起こりやすくなると考えられています。味覚障害のある人の約半数に亜鉛の欠乏があるとされています。口腔の乾燥:加齢によって唾液の分泌が減少して口の中が乾燥していたり、舌に炎症が起きていたり、舌苔がたまっていたりすると、味の成分が味蕾に伝わりにくくなります。糖尿病:糖尿病の合併症で神経障害が起きていると、味を感じにくくなります。

 

また、糖尿病があると、口の中が乾燥しやすくなり、味蕾が働きにくくなります。その他:胃腸や肝臓、腎臓などに病気があると、亜鉛不足が起こり、味覚障害になることがあります。また、アレルギー性鼻炎や鼻づまりなどによって匂いがわからなくなると、味覚に異常がなくても味がわからなくなることがあります。薬:薬の副作用で味覚障害が起こることもあります。主に、亜鉛の吸収を抑制する作用や唾液を減少させる作用のある薬が該当します。ストレス:ストレスなどが関係する心因性の味覚障害もあります。治療:治療では亜鉛を十分に摂取するように指導されます。食品では牛肉、レバー、チーズ、かき、かに、干し椎茸、わかめ、ひじき等が亜鉛を多く含まれるそうです。また、亜鉛製剤が処方されたり、サプリメントを使うこともあるそうです。以上より、味覚障害があると毎日の食事が楽しくなくなったり、健康にも影響しますので早めに受診するのも良いのではないかと思います。

 

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舌の構造

  • 2019年12月17日

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アイリス歯科クリニック 院長の飯村です。

今回は口腔の中で大きな存在感のある軟組織である舌の構造と機能について紹介したいと思います。

舌は口腔底(口の中の下底部分)に位置し、下の歯のアーチの内側を占めています。
その大部分は筋肉からなり、その表面は粘膜上皮で覆われます。舌の筋肉は縦、横、垂直方向の3方向に走っており、それにより色んな方向に舌の形を変えることができます。

舌の機能は、摂食・嚥下と構音です。舌の機能として、食事をする際に味覚を感じることが広く知られていると思いますが、食事の際の舌の機能はそれだけでありません。口に入れた食べ物が咀嚼(噛んで細かくすること)するとき、舌は食べ物を歯と歯の間に移動させる働きをし、歯で食ベ物を噛み砕く時に、舌で食べ物を保持します。何度か咀嚼をすると、細かくなった食べ物が口の中のすきまや舌の上に落ちてくるので、舌はそれらを集め、反対側の歯に食べ物を移動させ、再度咀嚼できるように動きます。食べ物が十分細かくなると、舌は口腔内の食べ物を集めて咽頭(のどの奥)に送り込みます。
また、舌は言葉を喋る際の音の違いを作る機能(構音)も担います。例えば、カ行を発音するときは、舌を上顎の大臼歯あたり接触させます。サ行を発音するときは、上顎前歯の裏側にわずかに接触させます。
これらの機能はほとんど無意識で行われているため、あまり気に留めないですが、舌の大事な役割です。

次に、舌の構造です。

舌の表側のことを舌背と呼び、そこには様々な複雑な構造がみられます。舌は、舌背の奥1/3をV字に走る分界溝と呼ばれる溝で二分され、手前2/3を舌体、奥1/3を舌根と呼びます。
舌根は奥に位置するので、舌をベーっと出して見てもよく見えないですが、その表面には舌扁桃と呼ばれるリンパ組織が無数に見られます。
舌体には、4種類の舌乳頭と呼ばれる突起がみられ、味覚に関わっています。

・糸状乳頭
舌体全域に分布している、糸のように細かい乳頭です。表層の上皮は角化しており、白く見えます。糸状乳頭には味蕾(味覚の受容器)が存在しませんが、舌をザラザラにして、食物をなめとりやすくし、また舌の感覚を鋭敏にする働きがあります。
・茸状乳頭
糸状乳頭の間に散在する赤い粒状の乳頭。表面に味蕾が存在します。
・葉状乳頭
舌体の後部側面にある、垂直に走る数条の粘膜ヒダ。ヒダの側面に味蕾があります。
・有郭乳頭
分界溝の前に1列に並ぶ8〜12個の大きな乳頭。個々の乳頭は深い溝で囲まれ、溝の側壁に多数の味蕾がある。

葉状乳頭や有郭乳頭は大きな乳頭なので、何か悪いできものではないか?と稀に歯医者に相談される方がいますが、正常な舌の構造です。

以上、舌の構造と機能でした。

 

 

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電動歯ブラシについて

  • 2019年12月10日

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アイリス歯科クリニック 院長の飯村です。

 

皆さんは歯ブラシはどのようなものを使用していますか?様々なタイプのものが販売されていますが、その中でも今回は電動歯ブラシについてお話ししたいと思います。

 

電動歯ブラシは、歯ブラシの植毛部が機械的に作動する仕組みとなっており、人間の手ではできない微細な振動で歯に付着したプラーク(歯垢)を短時間で効率的に除去します。通常の歯ブラシのよりも操作が簡単な面から、握力の低下で細かい動きができない人、手の動きに制限がある人、障害がある人や高齢者などの口腔ケアに有用となります。最近では、歯口清掃が日常の生活習慣として定着していることから広く一般的に家庭や職場で手用歯ブラシの代替として、電動歯ブラシを利用する人が増加しています。また、矯正歯科治療や口腔インプラント治療の患者の利用にも対象が拡大しています。

 

電動歯ブラシは、高速運動歯ブラシ、音波振動歯ブラシ、超音波振動歯ブラシの3種に大別されます。また、音波振動歯ブラシに超音波機能を付加した製品も開発されています。

 

1.高速運動歯ブラシ

 

ブラシの振動(毎分2,500~7,500回のストローク)で歯に付着したプラークを除去します。高速運動歯ブラシは、ヘッドの動き方で、毛束振動式(ブラシ全体が往復運動することによる)、毛束回転式(毛束が回転することによる)、反転式(歯ブラシのカップ部分が反転することによる)に分類されます。

 

毛束振動式はさらに、軸を固定してヘッド部分のみを振動させるタイプに加えて、軸自体を振動させることにより、ヘッド部分をより立体的で複雑に動かすタイプもあります。

 

毛束回転式、反転式の電動歯ブラシの特徴として、歯の表面の汚れを落とす力が強く、歯肉の出血や歯肉炎の予防効果も示されています。

 

2.音波振動歯ブラシ

 

歯ブラシのヘッド部のリニアモーターにより毎分3万回の振動と振幅の組み合わせによりブラシを動かし、プラークを除去します。また、振動によって人が音として聞こえる周波数16Hz~2MHzの音波が生み出す液体流動力によってブラシの毛先が接していない部分までプラークを除去する事ができるとされています。さらに音波によるせん断力は、湿潤状態で、口腔内の細菌に直接作用し細菌の連鎖を破壊するともいわれます。音波による液体流動力の効果をより高めるために、ブラシを湿らせ口腔内をの水分が多い状態で使用する事が勧められます。

 

音波振動歯ブラシは、音波によって毛先より離れた歯周ポケット内の細菌にもせん断力の効果が及ぶことから、手の細かい動きの操作能力が低下しつつある高齢の方の歯周病予防の目的も、対象とされています。

 

3.超音波歯ブラシ

 

歯ブラシのブラシ部分に超音波振動を発生させる超音波振動子(振動数は1.60MHz)が装着されており、試験管内の実験では、歯面へのプラークの付着部分での、歯と細菌のつながりを弱め、頑固な細菌の連鎖を破壊するという点は、音波振動歯ブラシと同じです。最近、音波振動歯ブラシのブラシ部分に超音波振動子が装着された歯ブラシが開発され、付加的な効果が期待されています。

 

使用対象者

 

以前は使用対象者が限られていましたが、最近では対象者の範囲は広がっています。

 

・子ども

 

・高齢者

 

・介護者

 

・矯正装置使用患者

 

・口腔乾燥症患者(唾液量改善)

 

・インプラント患者

 

特長

 

・プラーク除去、歯肉炎の改善

 

・歯肉出血の改善

 

・知覚過敏の改善(低いブラッシング圧による象牙細管封鎖性の向上による)

 

・外来性色素沈着の除去

 

以上の効果があるほか、音波振動タイプは下記の特長を持っています。

 

・毛先先端より離れたプラークの除去が可能

 

・歯肉縁下への到達性が増大

 

・毛先の入りにくい小窩裂溝などの色素沈着が除去できる

 

・歯周病原性細菌繊毛を破砕し、病原性を低下させる

 

副作用

 

・歯肉の損傷

 

・エナメル質、象牙質摩耗

 

・セメントや矯正用ブラケットの接着力低下(超音波歯ブラシの場合)

 

電動歯ブラシは正しい使い方で使用すれば非常に効果の高い歯ブラシだと思います。しかし、色々なタイプが販売されており値段も様々です。買いたいと思っても何を選べば良いか悩みやすいと思います。歯科医院でも電動歯ブラシを扱っていますので、ぜひ歯科医院に相談してみて下さい!

 

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「まとめて直す」から「しっかり直す」へ

  • 2019年12月03日

皆さん、こんにちは。

 

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アイリス歯科クリニック 院長の飯村です。

 

本日は、今の時期に歯科治療をまとめて受けたい方々に対してのお話です。

 

年末は一年の区切りのシーズンです。。

ちょうどこのタイミングで年が変化しますが、1年の区切りを迎える前に歯科医院に足を運ばれる方も多いと思います。

 

そしてほとんどの方が、普段お忙しかったために、なかなか歯医者に通えなかったのではないでしょうか。。。

長い間、歯の痛みや違和感など我慢されて、それはそれは大変な思いをされてきたことでしょう。

その間に直さなくてはならなくなった歯も増えてしまい、困っている方も多数いらっしゃると思います。

 

なのでこの時期は、「まとめて直したい。」「この時期まで終わらせてください。」とのお願いがたくさんあります。

 

そうです。。。沢山あり過ぎて困ってしまうという歯科医院の現状がここにあります。

 

大多数の方が、現実問題、「治療はどうしても終えることはできない」とのことで、治療が中断あるいは途中になってしまうのです。

 

そして何年か後に治療が再開されたときには、治療途中で放っておかれた歯とさらに直さなくてはいけない歯が増えてしまい、

また中断、途中になってを繰り返し、、、さらに困った状態になってしまうのです。

 

そんな方にお願いです。「短期間にまとめて直す。」という考えを、変えてみませんか?

 

どう変えるかというお話ですが、「治療が終わるまで、継続して通う。」という考え方にしていただけると、こちらとしてもありがたいと思うのです。

 

そして、今の時期に全部直すのではなく、かえって歯医者が比較的混んでない時期をねらって、徹底的に通院するのです。

 

ひとつの歯科医院で治療できなかったところを、新しい生活サイクルにあった医院を選んでいただいて、「直るまで、直す。」

 

それが一番賢い選択です。

 

虫歯は感染します。感染源が、ひとつでもなくなれば、虫歯のリスクは軽減されます。

 

そしてそれが終われば定期的なクリーニングを年に一度か二度受ければ、良いのです。

 

そして、他に痛いところがあれば、急患で集中的に診てもらうスタイルが一番理想的です。

 

私が今まで担当してきた何人かの患者さんは、あきらめず治療を継続、終了し、定期的にクリーニングを受けられていますが、

実際そんな方は、虫歯の再発率がとても少なく、良好な状態を保っておられます。本当に素晴らしいことです。

そして、これを読まれた皆さんの考え方が「しっかり直す。」という方向に向いていただければ、こちらとしても本当に助かるのです。

 

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