タバコと歯周病の関係性

  • 2019年06月25日

 

皆さん、こんにちは。

 

明石市・三木市・垂水区・須磨区からも通いやすい神戸市西区の歯科医院(歯科・歯医者)(明石駅)

 

アイリス歯科クリニック 院長の飯村です。

 

今回は「タバコと歯周病の関係性」についてお話致します。

 

現在、日本にはどのくらい喫煙者がいるか、みなさんご存知ですか?

 

JTが1965年以降毎年実施している「全国たばこ喫煙者率調査」を参考にすると、2017年5月時点での喫煙者数は、男性28.2%、女性9.0%、男女計18.2%になります。

 

男性だけで考えると、ピーク時(昭和41年)の喫煙者数は83.7%なので、50年間で55%減少したことになります。

 

実際には年々喫煙者数は減少しているのですが、現在成人の約8割が歯周病罹患者、または予備軍と言われている時代だからこそ、喫煙と歯周病の関係性について、一緒に学んでいきましょう!

 

 

 

まず、タバコを吸う事自体が歯周病の原因になるのか?

 

喫煙は歯周病の直接的な原因にはなりません。

 

歯周病は「歯垢(プラーク)」が歯茎に付着することにより起こる病気です。

 

しかし、歯周病に罹ってしまった人が喫煙していた場合は、喫煙が歯周病を悪化させる因子になってしまうのです。

 

 

 

タバコの煙には数千もの化学物質が含まれており、そのうちニコチンや発癌性物質などの有害物質は200〜300種類とも言われます。

 

ではタバコの成分がどのように口の中に悪影響を与えるのでしょうか?

 

 

 

①タバコの煙に含まれる「一酸化炭素」

 

組織への酸素供給を妨げます。

 

②「ニコチン」

 

一種の神経毒で、血管を縮ませるので、歯茎が酸欠・栄養不足状態になります。

 

このせいで、歯茎が腫れにくくなったり、出血しにくくなる為、歯周病に罹っても病気が現れにくい歯茎になってしまいます。

 

その他、ニコチンは体を守る免疫の機能も狂わせるので、病気に対する抵抗力が落ちたり、アレルギーが出やすくなります。

 

さらに、傷を治そうと組織を作ってくれる細胞の働きまで抑えてしまうので、手術後も治りにくくなります。

 

④「ヤニ」

 

歯の表面にヤニが沈着すると、歯がざらざらして歯垢が張り付きやすくなります。

 

その上、沈着したヤニから、いつまでも口の中や歯肉にニコチンが染み出し続けてしまいます。

 

 

 

歯周病は歯垢の中に住む細菌によって起こる病気です。

 

したがって歯周病を治すには、まずプラークコントロールが第一です。

 

タバコをやめたからといって歯周病が自然に治るわけではありませんが、タバコをやめ、正しいプラークコントロールを行い、適切な歯周病治療を施すことで、歯周病を改善させることが可能なのです。

 

逆に禁煙しない限り、歯周病を完治することはできません。

 

歯周病だけでなく、口腔ガンのリスクや口臭が減り、食べ物がおいしく感じられるなど、禁煙には利点が様々あります。

 

 

 

タバコを吸っていると、歯茎に歯周病の病症が現れにくいと伝えましたが、歯科医院で検査を受けていただければちゃんと歯周病かどうか判断できるので、まずは定期的な歯科医院への受診を、おすすめします!

 

 

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妊娠中のレントゲン撮影について

  • 2019年06月18日

皆さん、こんにちは。

 

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アイリス歯科クリニック 院長の飯村です。

 

本日は妊娠をされている方へのレントゲン撮影について話させて頂きます。

 

歯科治療において、レントゲン撮影は欠かす事は出来ません。歯や歯周病といった、一般的な歯科治療においてもレントゲン写真は診断の根拠とする為、そして治療の指針を立てる為に必要不可欠となっています。その為にかさはら歯科医院では、初診の方にはほぼ必ずレントゲン写真を撮る様にしています。

 

その際に、妊娠をされている方、妊娠をしている可能性がある方からよく聞かれる質問があります。それは「レントゲン撮影は、お腹の赤ちゃんに影響はないのでしょうか?」といったものです。

レントゲン撮影にはX線を使用します。そしてX線は放射線の一種であり、その影響として奇形、発育異常や精神発達遅滞が起こり得る事は、今では広く知られる話となりました。その為に、歯科のレントゲン撮影でお腹の赤ちゃんに何か影響があるのでは…と心配される事はごく自然な事であり、当然の不安であると思います。

 

まず結論から述べさせて頂きますが、歯科診療で撮影される範囲のレントゲンでは、ほとんど胎児には問題ないとされています。

 

先に挙げた奇形、発育異常といった放射線の影響は、高線量、高線量率被爆によるものです。その影響は、直接下腹部に当たる放射線量が100mGyを超える事によって起こるとされています。

しかし歯科の範囲のレントゲン撮影は照射域が顔面の範囲に限定され、尚且つ線量も低く設定されています。具体的な線量ですが、パノラマ写真と呼ばれる顎全体の写真は一枚あたり0.04mGy、デンタル写真と呼ばれる小さなフィルムでの写真は一枚あたり0.02mGyとなっています。先に述べた胎児に影響が出る100mGyと比較しますと、極小さな値である事が解ります。ですので、妊娠している方も、またはその可能性がある方も、安心してレントゲン撮影による検査を受けて頂ければと思います。

 

 

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歯周病予防

  • 2019年06月11日

皆さん、こんにちは。

 

明石市・三木市・垂水区・須磨区からも通いやすい神戸市西区の歯科医院(歯科・歯医者)(明石駅)

 

アイリス歯科クリニック 院長の飯村です。

 

今回は唾液と歯周病予防について説明させて頂きます。

 

口の中で分泌される唾液は、歯周病や虫歯、口臭のみならず、全身の様々な病気と深くかかわっています。

唾液の主な役割には、抗菌作用、ph調整作用、洗浄作用、溶解作用等があります。唾液にはラクトフェリンという糖たんぱく質が含まれており、歯周病菌やウイルス等の悪玉菌を退ける優れた抗菌作用があります。

 

そのため、唾液がふんだんに分泌されると、歯周病菌の増殖が抑えられるのです。次に、唾液の分泌量が増えると口の中が潤い、酸性に傾きがちなphを中性に戻す調整作用が働きます。phが酸性に傾くのがいけないのは、口内の悪玉菌が酸性を好むからです。

 

また、口内が酸性のまま放置されると、歯が溶けて虫歯になるので注意しなければなりません。ちなみに、唾液のph調整作用は、水に比べて約100倍から10万倍も強い事が言われています。

さらに、唾液が十分に分泌されると、口の中の食べかすや口臭の原因となる細菌を洗い流す洗浄作用が働きます。唾液は、口臭を予防するうえでとても重要なものです。

 

ドライマウス(口腔乾燥症)が、口臭の重大な原因であることは皆さんもご存じかと思います。口の中が乾燥すると、特定の細菌が揮発性硫黄化合物を酸性し、それが口臭のもとになるのです。唾液が分泌されて口の中に行き渡ると、唾液に含まれる酵素の働きで、特定の細菌が揮発性硫黄化合物を発しなくなり、口臭が抑えられます。

 

また、口の中が唾液で潤っていると、入れ歯が歯ぐきにしっかりとくっつき、とても安定しやすくなるのも利点でしょう。このように、天然の唾液には悪玉菌を抗菌したり、歯のphを中和したり、口内を洗浄したりする働きがあることから大変重要であることが分かります。

 

また、口の中に唾液を含ませたまま歯ブラシとデンタルフロスだけで歯磨きをしたほうが、口腔ケアに有効だそうです。市販の歯磨き粉を使ったほうがよく磨けたような気がするのは、人工界面活性剤のラウリル酸ナトリウムが含まれていて泡立ちがよく、歯がツルツルになるからです。

 

しかし、歯のツルツル感にごまかされて、たいてい磨き方が雑になり、歯と歯の隙間や歯周ポケット(歯と歯ぐきの境目)に歯垢が残りやすくなります。そのうえ、歯磨き粉とともに大切な唾液を吐き出してしまうので、殺菌作用やph調整作用も十分に得られなくなります。

 

唾液は様々な形で私達の健康をそれらの働きで守っています。

 

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高齢者の咀嚼嚥下について

  • 2019年06月04日

皆さん、こんにちは。

 

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アイリス歯科クリニック 院長の飯村です。

 

本日は高齢者の方の入れ歯と咀嚼嚥下についてお話ししたいと思います。

 

日本は超高齢化というのは有名かと思います。ですが、高齢化率は世界最速というのもご存知でしたでしょうか。1970年7.1%から1995年14.5%までの25年間で7%増加していますが、1995年14.5%から2007年21.5%までの12年間で7%増加している。つまり、半分の年数で高齢化が進んでいる。その予想で行けば2040年には36.1%になるとのことです。

 

そのことからも歯科治療が担う分野も変化に対応していかなければいけないということです。高齢者の方の治療は歯科医院よりも在宅、施設で行う割合が増えていく。なぜなら、後期高齢者は要支援、要介護になり歯科を受診する機会が減り、歯科受診率は低くなっているためです。要支援、要介護では食事、つまり、食べて、飲み込むことがうまくできないことが多く、さらには、誤嚥性肺炎を引き起こしやすくなります。そうならないためにも介助者や支援者が口腔ケアを行うことが大切となります。

通院できるうちに良い治療と良いケアを行うことも将来を見据えた対策になるとのことです。元気なうちに口腔機能を最大限よくし、貯金をしていく。そして、病気になっても口から食事をする事を目標にしていきましょう

 

もう一つのテーマの総義歯での咬合調整法も勉強しました。専門的な話になりますが、

・義歯の良い形をイメージしておくと失敗は少ない。

・小さすぎる義歯を長年使っている場合、正しい大きさ、形とは違っていてもコピーデンチャーを途中の工程で入れて、慣れれば新しく作り変えると良い。

・舌下腺部は厚みが必要で、わずかに押して辺縁封鎖を図る。

・フルバランスオクルージョンもリンガライズドオクルージョンも有益である。

・リンガライズドオクルージョンの簡便さは

①口腔内で咬合調整

②上顎舌側咬頭5点のみ

③成熟しやすい

④口腔の変化に追従しやすい

・フルバランスド様リンガライズを目指す。

・垂直被蓋は1㎜ 水平被蓋は2から3㎜

これらを実践し、より良い治療ができるように頑張りたいと思います。

 

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