歯周病が原因で起こる知覚過敏について

  • 2019年02月25日

 

皆さん、こんにちは。

 

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アイリス歯科クリニック 院長の飯村です。

 

今回のテーマは知覚過敏について、お話させていただきたいと思います。

皆さんは、知覚過敏という言葉はご存知ですか?

最近はTVのCMや、薬局のはみがきコーナーでよく見かける言葉だと思います。

どんな意味で使用されているかは、かなりあいまいな感じだと思います。

私達が、知覚過敏と診断するときは、いろいろなケースがありますが、

今回は、歯周病が原因で起こっている知覚過敏についてご説明させていただきます。

知覚過敏は歯がしみるという症状の病名なのですが、基本それは虫歯ではない歯のことをいいます。

虫歯ではないのに、どうして歯がしみるのか?そこが疑問だと思います。

まず、歯の中の神経の痛覚についてですが、歯の神経は温度差やいろいろな刺激を受けると、すべて痛みとして感じられることが知られています。

例えば、暖かいもの冷たいものの刺激が、すべて「痛み」あるいは「しみ」として感じられるということです。

歯周病は歯の周囲の土台組織、例えば歯を支えている骨や軟組織(粘膜や筋組織や神経組織等)が、弱って薄くなっていく病気です。

歯を支えている、大切な土台が弱っているために、歯がグラグラになり、いずれ抜けて(抜歯せざるを得なくなって)いってしまう病気です。

この病気の怖さは、進行していても、大体のケースで無症状で進行し、気がついた時には、ほほ手遅れというケースが多いのです。

最近の日本人の虫歯の数は全国的に減少傾向にありますが、歯周病については、一般的にあまり関心をもたれていない方が多いようです。

最近、歯科検診の大切さを、どこかしらのメディアで報道されている事が多々ありますが、だいだいこのことをいっているのです。

ここで、本題ですが、知覚過敏を主訴とする患者さんで、歯周病を患っていることを自覚されずに、受診される患者さんが大変多いのです。

歯を支えている骨が、歯周病で半分くらいになっていても、自覚症状なく、「しみている歯をどうにかしたい。」といらっしゃるのです。

歯を支えている骨やはぐきはいわゆる「歯の洋服」です。洋服が薄くなったら、歯が「寒い」と感じます。ここでわかりましたよね。

歯の神経は、冷たさや暖かさ、その他の刺激を「痛み」として感じます。それで、「歯周病による知覚過敏」がおこるわけです。

ただの知覚過敏ではなく、おおもとのところ、つまりは「歯周病」なのです。

定期健診の大切さは、このことからわかります。歯周病は、検査してみないと患者さん自身でも病状が自覚できない怖い病気です。

患者さん自身でも、病状を早期に指摘されることで、いろいろな対策がとれます。

自分自身の歯を守りたいなら、歯科検診は是非、定期的に受けてください。お待ちしております。

 

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歯周病と全身疾患の関係

  • 2019年02月18日

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アイリス歯科クリニック 院長の飯村です。

 

放置すると歯を失うこともある歯周病。実は歯周病は口の中だけの病気ではありません。全身の様々な病気に深く関わっています。

 

今回は歯周病と全身疾患の関係についてお話ししたいと思います。

 

歯周病菌が認知症の人の脳や心筋梗塞を起こした人の心臓、肝炎を起こした人の肝臓、がんや大動脈瘤、リウマチ等口以外のさまざまな所から見つかっているそうです。歯周病菌がそれらの病気を引き起こす詳しいメカニズムはまだ解明されていないものの、何かしら関連があると考えられます。

今後研究が進めば歯周病菌と他の病気との関係がもっと分かってくると予想されます。なぜ歯周病菌が体内に入りこめるかというと、菌が歯茎の下の血管まで進み穴を開け、血管に侵入する為です。血管に入れば全身に回ることができ、それぞれの場所で悪さをすると考えられています。歯周病の予防、改善には口内フローラを整えることが大切だと言われています。改善策をご紹介したいと思います

口内フローラの改善策

 

  • シャカシャカ歯磨き
  • 力を入れすぎない:歯ブラシはぎゅっと握るのではなく、鉛筆を持つように軽く持つと、よけいな力が入りにくく、細かく動かしやすい。磨く順番を決める:順番を決めずに磨くと磨き忘れの原因になるので一筆書きの要領で磨き忘れ防止を。最後に噛む面を磨きましょう。

小刻みに一ヶ所10秒磨く:歯と歯の間に歯ブラシの毛先が届く様に、動かし方は小さな幅で小刻みに。イメージとしてはゴシゴシではなくシャカシャカ。

 

2、デンタルフロスと歯間ブラシ

 

歯間ブラシ:歯間に隙間がある人にお勧めです。

歯間ブラシは歯茎が下がっていたり、歯間に隙間がある人向け。サイズが豊富にあるので、自分の歯間の広さにあったものを。L字タイプは奥歯に届きやすい。サイズが会わないブラシを無理に入れると、歯茎を痛めるので要注意です。

 

デンタルフロス:指巻きタイプが苦手な人向け

フロスを指に巻いて使うのが苦手な人は、ホルダータイプを。手軽に繰り返して使えます。交換を定期的!持ち手の部分がしなるので耐久性のあるものを選んで下さい! デンタルフロスの指巻きタイプでは、歯と歯の間にゆっくり入れてプラークを絡めとり、4、5回上下に動かして下さい。糸が歯と歯の間を通過したら、cの字になるように密着させましょう。

 

口内フローラを整えるには日々の口内ケアがとても肝心です。毎日のケアを心がけて歯周病予防に努めましょう。

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インプラントができない?パート2

  • 2019年02月11日

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アイリス歯科クリニック 院長の飯村です。

 

今回も前回に引き続き『インプラントの危険因子と制限』についてお伝えしたいと思います。 前回は、年齢・喫煙・金属アレルギー・妊娠におけるインプラントの注意点を挙げました。 今回はインプラントで注意が必要な全身疾患について述べていこうと思います。

(1)糖尿病

糖尿病とは血糖値を下げるホルモンであるインスリンがうまく産生されない、またはうまく受容されないことにより高血糖になってしまう代謝性疾患です。 高血糖による微小血管障害により様々な臓器障害が起きるとともに、細菌感染に対する抵抗力が低下します。 細菌感染に対する抵抗力が低下し、創傷治癒が悪いため、血糖値がコントロールされていない糖尿病の方はインプラントができません。 食生活習慣の改善と内服薬により治療を行い、血糖値コントロールの指標であるHbA₁c(JSD)の値が7.0未満でなければインプラントは不可とされています。

(2)高血圧

高血圧とは、収縮期血圧140以上または拡張期血圧90以上の状態をいいます。血圧は興奮や緊張状態になると上昇するため、緊張を伴い手術侵襲のあるインプラント手術において注意をする必要があります。 高血圧はその血圧分類(Ⅰ度:140-159/90-99、Ⅱ度:160-179/100-109、Ⅲ度:180-/110-)とその他のリスク因子(第一層:危険因子なし、第二層:糖尿病以外の1~2個の危険因子、メタボリックシンドローム、第三層:糖尿病、CKD、臓器障害、心血管病の3個以上の危険因子)から低リスク群、中等リスク群、高リスク群の3段階に分けられます。 高リスク群は単純な1~2本の埋入まで、中等リスク群は数本の埋入までとされています。

(3)抗血栓薬服用

抗血栓薬とは、心疾患、脳血管疾患、血液疾患などの治療で服用するアスピリン、ワーファリン、ダビガトラン、エドキサバンなどの血液がサラサラになる薬のことです。 インプラント手術では出血が伴うため、血が止まりにくい上記の薬を服用している場合リスクがあります。 止血時間の指標であるPT-INRが2.5以下で単純な1~2本の埋入まで、1.5以下で複数本の埋入まで可とされています。

(4)骨吸収抑制剤服用

悪性腫瘍や骨粗鬆症の治療で使用されるビスフォスフォネート(BP)製剤、デノスマブなどの骨吸収抑制剤にはMRONJ(薬剤関連性顎骨壊死)を起こすリスクがあります。 MRONJとは、上記の薬を使用中または過去に使用していた患者が、抜歯やインプラントなどの顎骨への侵襲なある治療や虫歯や歯周病などの放置により顎骨が感染し壊死に陥る病気です。骨吸収抑制の作用により骨の感染抵抗性が低下し、顎骨壊死を招いてしまいます。 悪性腫瘍治療中の場合はもちろんインプラントは不可です。 骨粗鬆症で使用した場合は、4年以上の使用または4年未満でもステロイド併用ならインプラント手術前後2か月は休薬しなければなりません。もしも休薬できないならばインプラントは不可です。

以上に挙げた全身疾患以外にもステロイド治療や免疫抑制剤治療をされている場合など他にもインプラントのリスク、制限はあります。 インプラントをしたいけれども全身の病気が心配な方は、病気の主治医と歯科医師に相談してみて下さい。

 

 

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インプラントができない時 パート1

  • 2019年02月04日

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さて、今回のテーマは、『インプラントの危険因子と制限』についてです。

よくインプラントは、歯周病の状態が悪いと行うことができないのは知られていると思いますが、インプラントは骨に埋入する外科手術を行うため、全身的な健康状態などによって行うことができない場合があります。

 

以下にインプラント行うにあたる全身的な危険因子と制限を挙げていきたいと思います

 

⑴年齢

インプラントには年齢制限があり、成長発育中の子供には行うことができません。

顎骨の成長が終わっていないところにインプラントを埋入することで、顎骨の成長を妨げる原因になったり、インプラントの位置が思わしくない位置に変化してしまうリスクがあるためです。

男性であれば約20歳、女性であれば約18歳以降であれば顎骨の成長も終わるためそれ以降がよいでしょう。

逆に上限の年齢は基本的にありません。全身の健康状態がよく、骨の量が十分であれば高齢でも行うことはできます。

 

⑵喫煙

たばこに含まれるニコチンには血管収縮作用があり、これにより口腔粘膜は血流不足になり、粘膜や骨の治癒が遅れてしまいます。具体的にどのくらいの喫煙状況であれば問題あるかは議論の余地がありますが、喫煙者と非喫煙者で比較すると有意に喫煙者にインプラントの予後不良が多いことが報告されています。そのため、インプラントを希望する喫煙者は禁煙することが望ましいと言えます。

 

⑶金属アレルギー

現在、インプラントには金属であるチタンやチタン合金が使われています。チタン、チタン合金は生体親和性が高く金属アレルギーの頻度は非常に低いですが、稀にアレルギーを起こす人がいます。

特に他の金属に対してアレルギーがある人は、チタンにもアレルギーがないかをパッチテストや血液検査で調べておいたほうが良いでしょう。

 

⑷妊婦

一般的な歯科治療であれば、妊娠中でも安定している中期であれば治療を行うことはできますが、インプラント治療はできません。

インプラントでは、一般的なレントゲン写真撮影よりも被爆量の多いCT撮影を行う必要があり胎児への影響が心配されること、長時間仰向けで手術を行うことで低血圧症候群の危険性があること、手術による出血で早産を誘発する可能性があることなど様々なリスクがあります。

また、術後に服用する鎮痛薬や抗生剤も赤ちゃんには良くないため、妊娠中だけでなく授乳中もインプラントは控えたほうがいいでしょう。

 

インプラントの危険因子は他にもまだまだあります。次回の豆知識ではインプラントで注意が必要な全身疾患について述べていこうと思います。

 

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